初節句・端午の節句のお祝い
節句とは?

節句とは、季節の変わり目に無病息災・豊作・子孫繁栄などを願って、お供えものをしたり、邪気払いを行ったりする行事のことで、日本には四季を彩る五節句があります。
そのうちの5月5日の端午の節句(たんごのせっく)は、男の子の誕生を祝うとともに、その健やかな成長を祈る行事です。

端午の節句には、いつの世もかわらぬ、父母や祖父母の子や孫への愛がこめられており、五月人形は、お子さまの誕生をお祝いするとともに、健やかなる成長への願いを込めて飾ります。

節句の手順
五月形を飾ろう お部屋を飾ろう こどもの日のごちそう こどもの日写真を撮ろう 五月人形をしまおう
STEP1
五月人形を飾ろう

届いた五月人形を飾りましょう。
初節句は、楽しい思い出に残る端午の節句です。ご購入いただいた五月人形の画像を参考にしてお飾りください。鎧兜の飾り方は、ある程度決まったルールがあります。
平台飾りや段飾り、収納飾りなど五月人形の種類はさまざまです。
また、お飾りする際は、しまう時に安心のため、箱からお人形やお道具を出す時に、お写真を撮り確認しながら飾りましょう。

STEP2
お部屋を飾り付け

端午の節句は、男の子にとって楽しみなワクワクするイベントです。
近年は、100円ショップでも、花飾りや、ガーランドやウォールステッカーなど、お部屋を彩るアイテムが多数取り揃えられます。また、赤ちゃんの素敵なお衣裳や、お名前旗・鯉のぼり、室内飾りなど用意して、彩るのも良いでしょう。

室内飾りはこちらから
STEP3
こどもの日のごちそう

初節句は、五月人形を買ってくれたおじいちゃん、おばあちゃんを招き、感謝を伝えるとともに、お子様の健やかの成長を願いお祝いしましょう。お食事会は、外食や家に招待するケースがあります。
家でお祝いする場合の端午の節句のごちそうをご紹介します。

〇ちらし寿司
「ちらし寿司」は、お祝いの席などで食べられることが多い料理です。寿司飯に、色とりどりの具材(魚介類、卵焼き、野菜、椎茸などが使われ、)を盛りつけ、見た目が華やかで、お祭りの雰囲気にぴったりです。兜やこいのぼりの型のデコレーションをして、雰囲気を盛り上げましょう。

〇ちまき、柏餅
柏の葉は、若葉が出てこないと古い葉が落ちません。このことから、「跡継ぎが絶えないように」との願いが込められています。
一方、ちまきは、端午の節句行事とともに中国から伝わったもの。中国の故事からきており、難を避ける厄払いの力があるとされ、最初は、楝樹(れんじゅ)の葉でもち米を包んでいたそうです。
「柏餅」や「ちまき」は、「端午の節句」に欠かせないお供物で、「柏餅」は関東、「ちまき」は関西で食べられることが多いようです。

STEP4
端午の節句 写真を撮ろう

男の子の初節句のお祝いは、5月5日。端午の節句(こどもの日)です。
端午の節句には、五月人形や鯉のぼりを飾り、男の子の健やかな成長を願います。
5月5日にはご両家の両親も招待して、初節句を迎える男の子のお祝いをします。当日は、思い出に残る楽しいお節句を写真に残しましょう。

和やかに、楽しい端午の節句を迎えられたことに感謝し、お食事や団らんの様子、五月人形とお子様、五月人形とご家族の写真、お祝い頂いた方との写真など、大切な記念を残しましょう。
こぼくの雛人形に寄り添うお子様の笑顔は、小木人形の幸せです。もし、よろしければ幸せのお裾分けを頂きたく思います。ご家族の笑顔あふれる写真を、当店ホーページの「お客様の声」にご応募ください。

写真応募はこちらから
STEP5
五月人形のしまい方

五月人形をしまう時期は、雛人形のように桃の節句が過ぎたらすぐに片付けるといった言い伝えもないため、慌てて片付ける必要もありません。五月人形にはインテリアとして楽しめるものも多く、守り神として一年中飾っても良いものです。
しかし、季節の行事ということで考えると、5月中旬頃までには片付けたほうがよいでしょう。
5月下旬を過ぎて梅雨の時期に入ると、片付けの際に湿気が入り込んでしまうため、天気のよい日を選んでできるだけ早く片付けましょう。

[湿気や直射日光を避ける]
湿気は避け、直射日光が当たらない場所に収納します。気密性が高い場所や低い場所にある物置は避けたほうがよいでしょう。押入上段や天袋などが適しています。

[白手袋を着用する]
手で直接触れないようにしましょう。
柔らかい布や紙で包む:パーツごとに柔らかい布や紙で包み、ビニール袋に入れて密閉します。新聞紙は使用しないようにしましょう。

[防虫剤は人形専用のものを使用する]
防虫剤を使用する場合は、人形専用のものを使用し、入れすぎないようにしましょう。

[ホコリを払う]
空気が乾燥した日を選んで、羽根バタキでやさしくホコリを払い落とします。細かい部分は筆などを使うとよいでしょう。

[収納箱を使用する]
収納箱の中で保管します。芯木と袱紗、兜台や屏風を収納箱の中に入れます。

[ダンボール箱を使用する]
付属箱をダンボール箱の底に入れ、上から櫃を入れて、しっかり蓋をします。

お子さまが大きくなったら、一緒に飾り付けや片付けをしましょう。
お子さまに『端午の節句』のいろいろなお話をしてあげて下さい。

端午の節句の色々なお話はこちらから