【ブログ】子供の初正月に贈る羽子板・破魔弓とは？
■ 2024/10/01（火) 【ブログ】子供の初正月に贈る羽子板・破魔弓とは？
子供の「初正月」は、赤ちゃんが生まれて最初に迎えるお正月で、家族にとって特別な行事です。
このとき、女の子には「羽子板」、男の子には「破魔弓」を贈る習慣があります。
では、誰が贈るべきなのか、いつ飾り、しまうのかといった疑問にお答えしていきます。
1. 羽子板と破魔弓の意味と役割
まず、羽子板や破魔弓が何を意味するかを知っておきましょう。
羽子板（女の子向け）
羽子板は、昔から「魔除け」の意味を持ちます。羽子板で打ち返す羽根（シャトル）を、厄や災いに見立て、それを跳ね返すことで赤ちゃんの健やかな成長と健康を願います。
破魔弓（男の子向け）
破魔弓も同様に厄除けの意味があります。「破魔」の名の通り、弓矢は邪気を払い、男の子が健やかに成長するよう願いが込められています。弓矢は武器の象徴でもあり、力強さや勇気も象徴しています。
2. 羽子板・破魔弓を贈る人は誰？
一般的に、羽子板や破魔弓は、母方の祖父母が贈るのが伝統的な風習です。これには、母方の祖父母が新しい家族に加わった赤ちゃんの健やかな成長を願うという意味が込められています。
ただし、現代では家族や地域によって異なることもあり、両親が購入する場合や、父方の祖父母が贈るケースもあります。特に最近では、赤ちゃんの成長を祝う気持ちが大切だと考え、贈る側にこだわりすぎない家族も増えています。
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