久伊豆神社は、埼玉県さいたま市岩槻区にある神社で、古くから地域の人々に信仰されてきました。

夏越大祓は、年に2回行われる大切な祭りの一つです。

６月３０日は１年のちょうど折り返し地点で、「夏越大祓」が全国の多くの神社で神事が行われます。

大祓いは、夏越の大祓い（６月３０）、年越の大祓（１２月２１日）に毎年行われています。

「水はあらゆるものを清く美しくする力がある」と信じられており、

人が知らず知らずのうちに犯した諸々の罪や過ち、心身の穢れを祓い清めるもので、

人形（ひとがた）に移してお祓いし、水に流すことでによって、心身を清浄にし、

さらには世の中をも祓い清めるため、遠き神代の昔より節目ごとに行われてきた神事です。

茅（ちがや）を束ねて人が通れるほどの大きな「茅の輪」があり、それをくぐることで、罪穢れを祓い、身も心の清々しく、健やかに夏越しされますようにと、無病息災を祈ります。

また、夏越大祓では、境内に設けられた川や井戸に手を浸して身を清める「手水供養」も行われます。参拝者は、清めの水に手を浸し、身体や心の浄化を願います。

暑い夏の季節に行われるため、参拝者は涼しい場所で行われる儀式に参加し、厄払いや清めを受けることで、新たな気持ちで夏を迎えることができます。

茅の輪のくぐり方も決まりがあります。

６月は、夏の暑さが始まり、心身が疲れたり気力が衰えるなどし、病気の流行期と考えられており、これからくる夏を病気などをせずに乗り越えられるようにという願いが込められています。

岩槻　久伊豆神社　ホームページ

https://www.hisaizu.jp/schedule.html