【ブログ】兜の錣(しころ)の威糸。色目いろいろ。 小木人形の五月人形
■ 2023/03/26(日) 【ブログ】兜の錣(しころ)の威糸。色目いろいろ。 小木人形の五月人形
本日は、兜のついてご説明します。 兜には、錣(しころ)呼ばれる兜の下部に布や威などを垂らし後頭部から首を保護する覆いのことです。 錣を彩るカラフルな糸を威糸(おどしいと)と言います。 威とは、鎧兜の小札(こざね)板を、革や糸などの緒で上下に結び合わせることです。 本来は、武具のため革紐や綿紐を用いますが、五月人形の場合は正絹が好まれます。 この威糸の色にも意味があり、五月人形を選ぶひとつのポイントにしても良いかもしれません。 ★赤糸威 赤は活力。すべての生命の源を表す太陽の色です。 神社の鳥居や還暦のお祝い等、魔除けとしても代表的な色です。 武士においては大将の色であり、国宝鎧にも多く使われています。 ★白糸威 純白はほかの色に染まらない=自分の意思を貫くということから、 「何事にも動じない強靭な意志」を表現します。 ★紺糸威 藍染めを繰り返すことで得られる上品な濃紺。 藍染めには殺菌防虫効果があることから、魔除けの意味を持ちます。 ★浅葱糸威 晴れ渡り澄み切った大空のように大きな心を表します。 ★紫裾濃威 菖蒲の色を模しているとされ、菖蒲は薬草としても優れていることから魔除けの意味とされる。 勝負・尚武に通じるところから多くの武将に好まれた色です。 糸に込められた願いを知り、お子さまへ願いを託すのも素敵ですね。 |
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