【ブログ】兜に込める武将の願い 徳川家康公 五月人形は岩槻・小木人形へ
■ 2023/03/12(日) 【ブログ】兜に込める武将の願い 徳川家康公 五月人形は岩槻・小木人形へ
戦国時代に活躍した武将の兜をご紹介したいと思います。
戦国時代の兜は、防御力や機動力を高める工夫と、戦場で自らの存在を誇示することが狙いで、さまざまなデザインの工夫をされています。
兜には、「立物」と呼ばれる装飾部分があり、前立、脇立、後立、など付ける位置で名称は変わります。
信仰やげん担ぎ、忠誠心・友情・信頼の証など武将たちが心を込めた兜の意味を知ったうえで、五月人形を選ぶのも良いと思います。
本日は、徳川家康公です。
2023年大河ドラマの主人公ですし、歴史が苦手な方も、知らない人はいないくらい有名な武将ですね。
徳川家康は、織田信長、豊臣秀吉と並び、戦国の三英傑のひとりで、「天下統一」の偉業を成し遂げた人物です。
「戦国時代」を終わらせ、争いごとや揉め事をなくし、国を平和にしました。
そして、264年も続く江戸幕府を開き、徳川が実権を握ることになります。
この甲冑(歯朶具足)は、徳川家康公が関ヶ原の合戦で着用し、大阪の陣でも用いました。
天下取りの甲冑と言われ、縁起の良い吉祥の具足とされました。
兜は、大黒頭巾形で歯朶(しだ)の葉の前立てを添えてあるのが特徴的です。
シダの葉は、常緑で枯れることがないことから、子孫の繁栄と長寿を示しています。
実際、家康は75歳の長寿であり、また15代まで続く徳川家となります。
黒漆塗の重厚なデザインは、戦国時代特有の奇抜さはないが、質素倹約な家康らしさを表している兜ではないでしょうか。
この鎧兜は、久能山東照宮蔵 重要文化財です。
◆-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-◆
初節句の雛人形・五月人形なら埼玉岩槻の小木(こぼく)人形
〇お気軽にお問合せください〇
株式会社 小木
〒339-00072
埼玉県さいたま市岩槻区古ケ場2丁目1番3号
TEL:048-794-0964 MAIL:info@koboku.co.jp
LINE・インスタグラムを開設しております。
(ホームページトップからお進みください)
◆-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-◆