小木人形

MENU

さいたま岩槻小木人形 新着情報

  • mixiチェック

【ブログ】小木の五月人形 伊達政宗公、兜に込める武将の想い

■ 2025/03/17(月) 【ブログ】小木の五月人形 伊達政宗公、兜に込める武将の想い
戦国時代の武将たちは、兜に様々な工夫を凝らしていました。それは防御力や機動力を高めるだけでなく、戦場で自らの存在を示す重要な役割も担っていたのです。

兜には「立物」と呼ばれる装飾部分があり、位置によって「前立」「脇立」「後立」などと名前が変わります。武将たちはこの装飾に、信仰や縁起物、忠誠心や友情の証など、様々な想いを込めていました。

今回ご紹介するのは、伊達政宗公の兜です。

伊達政宗は五月人形でも毎年人気の高い武将です。「伊達男」ということばが政宗に由来するとも言われるほど、服装や振る舞いがお洒落で色気のある男性として、戦国武将の中でも特に人気があります。

「独眼竜」として知られる政宗ですが、これは幼少期の天然痘により右目を失明したことに由来します。出羽国米沢城出身で、18歳で家督を相続して以来、南東北の統一を進め、現在の福島県の大半と山形県の米沢地方、宮城県にわたる広大な領土を築いた戦国大名です。
伊達政宗の兜の最大の特徴は、金箔押しの細長い三日月(弦月)の前立てです。鉄地黒漆塗の六十二間筋兜で、「宗久」の銘があります。弦月のラインが左右非対称なのは、太刀を振りかざす際の動作への配慮からだと考えられています。

興味深いのは、この三日月の前立ては政宗自身ではなく、父である輝宗が決めたとも言われていることです。政宗が生まれた時、父・輝宗は息子の旗印を白地に赤丸(現在の日本国旗に似ている)と決め、「太陽」をイメージしました。その旗印に合わせて兜の前立を「月」にしたと伝えられています。
仏教では太陽は「金剛界」、月は「胎蔵界」を意味し、いずれも仏教の曼陀羅を指します。父・輝宗は、月が満ちていくように大願成就するよう、我が子の成功と守護を願ってこの旗印と前立てを考案したのでしょう。

政宗の辞世の句にも、この月のイメージが表れています。
「曇りなき 心の月を さきたてて 浮世の闇を 照らしてぞ行く」

何も見えない真っ暗闇の中で、月の光を頼りに道を進むように、自分の人生は曇りのない月の光で照らして暗闇の道を突き進むようなものだった——という意味で、政宗の兜の三日月と深く通じるものがあります。

現在、仙台藩伊達家に受け継がれてきたこの鎧兜は、1951年に仙台市に寄贈され、仙台市博物館に重要文化財として展示されています。機会があれば本物の鎧を見て、伊達政宗公の想いを体感してみてください。

このように武将の想いを知った上で五月人形を選ぶことで、より意味深い節句のお祝いになるでしょう。
◆-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-◆
  初節句は雛人形・五月人形専門店 埼玉岩槻の小木人形へ

 〇お気軽にお問合せください〇
 株式会社 小木(こぼく)
 〒339-00072
  埼玉県さいたま市岩槻区古ケ場2丁目1番3号
 TEL:048-794-2964 MAIL:info@koboku.co.jp
  LINE・インスタグラムも開設しております。
 (ホームページトップ右上のアイコンからお進みください)

 埼玉・東京・千葉・栃木・茨木・神奈川など遠方でも安心、駐車場完備してます。
 ♡小さなお子様連れでも安心、授乳室あります。
◆-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-◆