端午の節句には、「内飾り」と「外飾り」の2種類のお飾りがあります。

内飾りは五月人形の鎧兜です。

これはお子さまの身を守り、健やかな成長を願って飾るものです。

外飾りは鯉のぼりです。

お子さまの立身出世を願う意味があります。

しかし近年、外飾りを飾るご家庭は減少傾向にあります。その理由として、マンションやアパートなど庭がない住宅事情や、大きな鯉のぼりを設置・管理する手間が挙げられます。

それでも端午の節句には、やはり鯉のぼりを飾りたいものですよね。

そこでおすすめなのが「室内鯉飾り」です。現在ではさまざまな種類の室内用鯉のぼりが販売されています。お庭がなくても、五月人形と一緒にお部屋の中で鯉のぼりを飾ることができます。

伝統的な節句のお祝いを、現代の住環境に合わせて楽しんでみてはいかがでしょうか。