【ブログ】兜の錣(しころ)の威糸。色目いろいろ。 小木人形の五月人形
■ 2025/03/06(木) 【ブログ】兜の錣(しころ)の威糸。色目いろいろ。 小木人形の五月人形
本日は、兜について詳しくご説明します。
兜には、「錣(しころ)」と呼ばれる部分があります。これは兜の下部に布や威を垂らし、後頭部から首を保護する覆いのことです。この錣を彩る色とりどりの糸を「威糸(おどしいと)」と言います。
「威」とは、鎧兜の小札(こざね)板を、革や糸などの緒で上下に結び合わせる技法のことです。本来の武具では革紐や綿紐が用いられますが、五月人形の場合は上質な正絹が好まれます。
この威糸の色には深い意味があり、五月人形を選ぶ際の興味深いポイントとなります。それぞれの色の象徴的な意味をご紹介しましょう。
威糸の色と意味
赤糸威
赤は生命力の象徴です。太陽の色として、すべての生命の源を表現します。神社の鳥居や還暦のお祝いにも使われる、魔除けの代表的な色。武士の世界では大将の色であり、国宝級の鎧にも多く使用されています。
白糸威
純白は、他の色に染まらない清浄さを意味します。「何事にも動じない強靭な意志」を表現し、不屈の精神を象徴する色合いです。
紺糸威
藍染めを繰り返すことで得られる上品な濃紺。興味深いことに、藍染めには優れた殺菌防虫効果があり、伝統的に魔除けの意味も持っています。
浅葱糸威
晴れ渡る大空のような、広大で大きな心を表現する色。開放的で前向きな精神性を象徴しています。
紫裾濃威
菖蒲の色を模しており、菖蒲が優れた薬草とされることから、魔除けの意味も込められています。勝負や尚武の精神に通じるところから、多くの武将に愛された色合いです。
これらの糸に込められた願いを知ることで、お子さまへの想いをより深く感じることができるでしょう。五月人形を通じて、伝統的な日本の精神性と美意識を楽しんでいただければ幸いです。

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